記憶&クリエイト by Akira Takayama    記憶術と心理学が教える 賢い脳の使い方

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著者/プロフィール

高山 瞭(たかやま あきら)

昭和22年生まれ。射手座。千葉大学工学部卒。
ディスプレイデザイン設計、月刊誌“Design & Industry”編集を経て、通信教育業界に入り、広告コピーライター兼アートディレクターとして活躍する傍ら、多くの通信講座教材の企画、構成、編集、執筆、デザインに関わる。
手がけた主な講座に、速読術、記憶術(4コース)、インテリアコーディネーター、自己暗示術、漢字、算数文章題、マジック、川柳、エッセイ、囲碁(通信講座5コース、ビデオ講座12コース)、将棋(2コース)、食生活管理士などがある。
昭和41年、大学の心理学の授業で多湖輝(たごあきら)先生より、記憶術の簡単な原理を教わり、その9年後に記憶術のバイブル本ともいうべき「実用に役立つ記憶術」(渡辺剛彰著/ひかりのくに=絶版)と出合う。以後、欧米の翻訳本を含む数多くの記憶術文献による研究と実験を重ね、独学で幅広く記憶術を身につける。長年にわたり身近な人を実験台にして、記憶術の一般向け教育メソッドを作り上げる。
平成19年、受験記憶術講座3コース(キオテック創造学習センターが運営)の全テキストを監修・執筆。同年10月より受験記憶術講座の主任講師を務める。文章添削講座講師。鎌ヶ谷教室では記憶術と作文を個別指導。


私と記憶術との運命的な出合い
高山 瞭

 私が記憶術という言葉を知ったのは、昭和30年代のNHKの人気番組「私の秘密」によってです。そのときの出演者があの渡辺剛彰氏だということは十数年後に知ったのですが、記憶術実演のTV画像は今でも頭の中にくっきりと焼きついています。
 しかし、私が記憶術の具体的な方法に興味を持ったのは大学に入ってからです。当時、「頭の体操シリーズ」ですっかり有名になっていた多湖輝先生が、心理学の授業で突然、記憶術のことを話し始めたのです。
 その辺のてんまつは第1章にくわしく書きますので、ここでは割愛しますが、私が実際に記憶術のトレーニングを開始するためには、もうひとつの出合いを必要とします。
 多湖輝先生の授業から9年後のある日、とある団地の小さな書店でまったく偶然、私は「それ」を見つけてしまいました。分厚い背表紙。真っ赤な表紙カバー。そこに書かれた「記憶術」の3文字が私の目に突然飛び込んできたのです。次の瞬間、私は中身も値段もよく確かめず、小躍りしてその本をレジに持っていきました。
 「実用に役立つ記憶術」という名のこの本こそは、今になってみれば私にとってまさに運命の書です。

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Copywrite: Akira Takayama